着物大好き!アラ還ひろよの普段着着物生活

昔ながらの普段着着物が好き。おばあちゃん達が着ていたようなこなれた着こなしが目標。お金をかけないでファストファッションみたいに着物を楽しんでるアラ還。兵庫県伊丹市在住。

浅田次郎の世界観を見事に表現-松重豊の朗読「姫椿」

 

 

 

 

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ネットで NHK FM のポップスライブラリーというのを見つけ

聞いてみた。

 

なんだろう。

 

淡々と読んでいる感じなんだけれども

ぐいぐい物語に引き込まれていく。

 

もう自分が死んで保険金を家族に残すしか方法がない

そういう追い詰められた男。

その冷たさと重苦しさがまるで自分がいま感じていることのように

リアルに伝わってくる。

 

登場人物もそれぞれ

主人公はもちろん、銀行員や年老いたタクシー運転手

主人公の奥さん、それぞれが生き生きと存在している。

 

これは長い間、いい役も悪い役も、

変幻自在にその役になりきってきた松重豊ならではのものだろう。

 

何かのインタビューで彼は

芝居が上手いと言われてるようではダメで

本物に見えなくちゃいけないというようなことを言っていた。

 

確かに松重豊が演じると

ヤクザにしても刑事にしても本当にリアルで

松重豊本人がもともとああいう人なのではないかと思うぐらいなりきっている。

 

特に驚いたのは主人公が妻と電話で話をしている場面。

 

男の人が女性の声色を作るのはよくあること。

 

落語とかで聞く場合というのは

作った感というのがすごく感じられるんだけど

彼の場合は違った。

 

この主人公の妻がとてもリアル。

こんな感じの人本当にいそうなのである。

 

特に高い声を出すわけでもなく

とてもナチュラルに存在している。

この場合演じているというよりは存在しているというほうがぴったりくる。

 

なんなんだこの人は。なんでこんな表現ができるんだ。

後半も色々展開があるんだけども

淡々と読んでいることでかえって 物語の盛り上がりをアシストしているような。

 

そんな松重豊の朗読を是非お聴きください。







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 姫椿 (文春文庫)

 

姫椿 (文春文庫)